情報調査部

広報セミナー(開催レポート) 広報セミナーとは

緊急記者会見で失敗しないために

「実践 メディアトレーニング」

—危機管理を学習する—
日 時: 2013年10月30日(水) 11:00〜17:00/17:00〜18:00(名刺交換会)
会場: 日本記者クラブ 宴会場

10月30日(水)、日本記者クラブ(千代田区内幸町)で、模擬記者会見を体験する危機管理セミナー「実践 メディアトレーニング」を開催しました。講師には、産経新聞の現役・OB記者とフジテレビの解説委員を迎えました。当日は、化学、食品、電力、金融、商社などの企業、大学の広報担当者などが参加。実際の事件・事故をもとにした想定ケースで、模擬記者会見を体験いただき、緊急記者会見のコツやマスコミ対応についてアドバイスを受けました。

産経新聞業務企画統括(元社会部長) 鈴木裕一 氏 産経新聞業務企画統括(元社会部長) 鈴木裕一 氏

第1部では、基調講演として産経新聞業務企画統括(元社会部長)の鈴木裕一氏に「危機管理広報と最近の企業不祥事」をテーマにお話いただきました。鈴木氏は、最近起きた事件(反社会的勢力への融資問題や食材偽装表示問題など)を例にあげて、記者会見の内容からマスコミ対応までを検証。事件・事故が起きた際、起きた事柄そのものよりも、その後の隠ぺいやうそが発覚した場合には、マスコミの報道はより厳しいものになると指摘しました。“うそ”は必ずばれるので、初めの会見で、分かっていることはすべて正直に話すことが重要であると強調。広報担当者は、他社の事件や事故を他人事と思わず「もしも、自社で起きたならば…」ということを常に考え、新聞やテレビの報道をチェックしてほしいと締めくくりました。

FCG総研 エグゼクティブ・プロデューサー 山本ヒロ子 FCG総研 エグゼクティブ・プロデューサー 山本ヒロ子

第2部は、弊社エグゼクティブプロデューサーの山本ヒロ子が、「記者会見 ワンポイントアドバイス」をテーマに話をしました。謝罪会見での話し方、発言の内容、姿勢、身に付けるネクタイや時計にいたるまでの注意点を紹介しました。記者会見に臨む人は、常にテレビカメラを意識してほしい、と模擬記者会見を前にポイントを紹介しました。

午後からは「工場火災」「個人情報流出」「社員不祥事」など想定した5ケースの事件や事故、不祥事についてチームに分かれた参加者が会見用のニュースリリースと想定問答を作成。その後、チームごとに参加者が「社長」や「担当役員」などの役割を演じ、模擬記者会見を受けました。記者役は、基調講演の鈴木裕一氏、産経新聞大阪本社編集局次長(東京本社前社会部長)の近藤豊和氏、フジテレビ解説委員の大林宏氏、弊社取締役情報調査部長の大倉明の4人でした。

謝罪からはじまる緊急記者会見
謝罪からはじまる緊急記者会見

記者会見では、記者から詰め寄られて失言してしまったり、しどろもどろの説明に窮する場面が続出するなど、本番さながらの緊迫したトレーニングとなりました。 模擬記者会見終了後には、記者役4人の講師から記者会見で言ってはいけないことや注意すべき点などの講評がありました。

記者役講師から鋭い質問が飛ぶ 記者役講師から鋭い質問が飛ぶ
相次ぐ参加者からの質問 相次ぐ参加者からの質問

セミナー終了後に、懇親会が行われました。参加者同士そして講師との活発な意見交換となりました。参加者からは、「なかなかできない体験でした。この経験を会社に持ち帰り自社の危機管理研修として、検討したい」「記者の鋭い引っ掛け質問に、つい、言ってはいけない発言をしてしまった。ニュースリリースとQ&Aに何を盛り込むか、内容の重要性を感じた」「自社のトップや役員、全国の工場責任者へのトレーニングの必要性を感じた」などの声が聞かれました。

エフシージー総合研究所では、個別企業・団体を対象にメディアトレーニングを行っています。詳しくは事務局までご連絡ください。

——以下、参考用に今回のセミナーの御案内を掲載しています——

企業・団体・大学・自治体の広報担当者のための危機管理セミナーです。
この機会にぜひ、ご参加くださいますよう、ご案内申し上げます。

本セミナーの特徴

■ 事件や事故が発生した際の記者会見について学びます
  • 広報アドバイザーから、過去に行われた企業の不祥事会見について解説するとともに、なぜ、トレーニングが必要かをお話します。
■ 模擬記者会見を体験できます
  • 起こりうる事件・事故のシナリオを基に、ご参加者全員に体験していただきます。
■ フジサンケイグループの現役編集幹部が講師
  • 産経新聞、フジテレビの現役編集幹部が、記者会見でのコメントの仕方・態度をチェックします。
  • 緊急時のメディア対応の注意点についてアドバイスします。
テーマ 緊急記者会見で失敗しないために
「実践 メディアトレーニング」
—危機管理を学習する—
日 時 2013年10月30日(水) 11:00〜17:00/17:00〜18:00(名刺交換会)
会 場 日本記者クラブ 宴会場 map
千代田区内幸町2-2-1 日本プレスセンタービル9階

Tel.03-3503-2721(代表)
参加費 一般=38,000円
フジサンケイ広報フォーラム会員=33,000円
(昼食付き・各税込み)

プログラム

11:00〜11:40 ● 最近の企業不祥事から学ぶもの
【講 師】
 産経新聞編集総務 鈴木裕一氏
11:40〜12:10 ● 不祥事会見・ワンポイントアドバイス
—うまく乗り切る方法を教えます—
【講 師】
 エフシージー総合研究所 エグゼクティブ・プロデューサー 山本ヒロ子
昼 食 (お弁当を用意いたします)
12:50〜13:55 ● 会見用プレスリリース作成
【テーマ】
 工場火災/製品回収/情報流出/社員不祥事などを予定
※事前にトレーニング用の事件・事故のシナリオ原稿を送ります。
※当日はシナリオ別のグループでチームをつくり、模擬記者会見を受けていただきます。
14:00〜17:00 ● 模擬記者会見と講評
【講 師】
 産経新聞編集総務 鈴木裕一氏
 産経新聞編集長 近藤豊和氏
 フジテレビ解説委員 大林 宏氏
 エフシージー総合研究所取締役情報調査部長 大倉 明
17:00〜18:00 講師を交えた懇親会

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広報セミナーとは

当研究所では、広報活動に関するさまざまなセミナーを開催しています。セミナーのテーマは、危機管理からニュースリリースづくりなど、幅広く展開。主なものに「事件と広報」「製品回収事件と広報」「インターネットのリスク管理」「新任広報マン夏期講座」「何がニュースになるか」「戦力としての広報ウーマン」「読まれる社内報づくり講座」などがあります。
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