情報調査部

広報セミナー(開催レポート) 広報セミナーとは

病院危機管理セミナー

「実践メディアトレーニング」

日 時: 2013年2月27日(水) 10:30〜17:00
会 場: 日本記者クラブ 宴会場

2月27日(水)、東京・内幸町の日本記者クラブで、医療従事者を対象とした病院危機管理セミナー「実践 メディアトレーニング」を開催しました。午前中の基調講演に続き、午後は病院での事件・事故を想定した模擬記者会見に臨み、記者役の講師から緊急時の会見対応についてアドバイスを受けました。

当日は全国の医療機関から病院長、事務長、総務部長らにご参加いただきました。

慈恵医大の大槻穣治准教授 慈恵医大の大槻穣治准教授

基調講演は、東京慈恵会医科大学救急医学科准教授の大槻穣治氏に「災害時の病院における医療対応システム」をテーマにお話いただきました。災害が発生した際、対策本部の設置からメディア対策まで、病院が対応すべき7つのポイントについてアドバイスがありました。このうちメディア対策については、患者のプライバシー侵害や節度ある取材に配慮してもらいつつも、いち早く災害情報を入手できるメディアとは協力関係を結ぶことが望ましいと語りました。さらに2011年の東日本大震災で実際に被災地の避難所で医療に当たった経験を踏まえ、災害医療の現場と、そこで医療スタッフに求められる役割について紹介がありました。最後に「災害に対する準備は可能であり、必須である。いつ起こってもおかしくない大地震の備えをしてほしい」と結びました。

緊迫した模擬記者会見の模様 緊迫した模擬記者会見の模様

午後からは、院内感染、医師の不祥事、個人情報流出といった4つの事例についてのメディアトレーニング(模擬記者会見)を行いました。参加者は4人のチームに分かれ、それぞれが担当する事例について「ニュースリリース」と「想定問答」を作成した後、現役の新聞記者をぶつける模擬記者会見に臨みました。産経新聞編集総務の鈴木裕一氏、同編集長の近藤豊和氏、フジテレビ解説委員の大林宏氏の3人の方々です。

参加者が記者役講師に質問 参加者が記者役講師に質問

模擬記者会見では、参加者が院長や看護師長、事務長などにふんして壇上に上がり、記者の質問に答えました。“模擬”とはいっても、目の前に並んだ記者からの鋭い質問を受けた参加者らは、緊張して言葉に詰まったり、説明がしどろもどろになってしまうなど、本番さながらの緊迫した記者会見を経験しました。

模擬記者会見終了後は記者役を務めた講師からの講評がありました。「おわびをする際に頭を下げるタイミングがバラバラで見た目が悪い」「記者会見は記者の質問が終わったときが終了。会見する側が終了時間を決めるものではない」「(医療の)専門用語は記者に対して分りやすく説明してほしい」などのアドバイスがありました。

参加者からは、「初めて参加したが、とても良い経験になった」「リリースの書き方から記者会見の進め方までを知ることができて、勉強になった」といった感想をいただきました。

エフシージー総合研究所は、こうしたセミナー形式のメディアトレーニングを定期的に開催するほか、各病院に対して、個別のご要望に合わせたメディアトレーニング、講師派遣も行っています。詳しくは事務局までご連絡ください。

——以下、参考用に今回のセミナーの御案内を掲載しています——

病院のトップ、広報担当者のための危機管理セミナーです。
この機会にぜひ、ご参加頂きますよう、ご案内申し上げます。

〔本セミナーの特徴〕

現場の医師が、災害時の医療機関の役割について講義します
  • 慈恵医大で急性期医療に携わり、阪神淡路大震災・東日本大震災で実際に被災地の避難所で医療に当たった大槻穣治准教授から災害医療の現場とそこで求められる役割についてお話します。
模擬記者会見を体験できます
  • 「医療事故」「保険不正請求」「内部告発による不祥事発覚」など、病院内での架空の事件・事故のシナリオを基に、ご参加者全員に体験していただきます。
フジサンケイグループの現役幹部が講師
  • 産経新聞の現役編集幹部が、記者会見でのコメントの仕方・態度をチェックします。
  • 緊急時のメディア対応についてアドバイスします。
テーマ 病院危機管理セミナー
実践 メディアトレーニング
日 時 2013年2月27日(水) 10:30〜17:00
会 場 日本記者クラブ 宴会場 map
千代田区内幸町2-2-1 日本プレスセンタービル9階

Tel.03-3503-2721(代表)
参加費 38,000円(昼食付き・税込み)

プログラム

10:30〜12:00 災害時の病院における医療対応システム
【講 師】
 東京慈恵会医科大学
 救急医学科准教授 大槻穣治氏
昼食 (お弁当をご用意します)
12:50〜13:55 会見用プレスリリース作成
【テーマ】
 医療事故/医師の不祥事/保険不正請求などを予定
※事前にトレーニング用の事件・事故のシナリオをお送りします。
※当日はシナリオ別のグループでチームをつくり、模擬記者会見を受けていただきます。
14:00〜17:00 模擬記者会見と講評
【講 師】
 産経新聞編集総務 鈴木裕一氏
 産経新聞編集長 近藤豊和氏
 フジテレビ解説委員 大林宏氏

お申込み受付中のセミナー

広報セミナーとは

当研究所では、広報活動に関するさまざまなセミナーを開催しています。セミナーのテーマは、危機管理からニュースリリースづくりなど、幅広く展開。主なものに「事件と広報」「製品回収事件と広報」「インターネットのリスク管理」「新任広報マン夏期講座」「何がニュースになるか」「戦力としての広報ウーマン」「読まれる社内報づくり講座」などがあります。
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