情報調査部

広報セミナー(開催レポート) 広報セミナーとは

緊急記者会見を失敗させないために

実践 メディアトレーニング

—危機管理を学習する—
日時: 2011年10月5日(水) 10:30〜18:30
会場: 日本記者クラブ 宴会場

10月5日(水)、東京・内幸町の日本記者クラブで模擬記者会見を体験するセミナー「実践 メディアトレーニング」を開催しました。講師には、産経新聞の現役・OB記者とフジテレビの解説委員を迎えました。当日は、化学、食品、電力、電鉄、商社などの企業、大学の広報担当者などが参加。実際の事件・事故をもとにした想定ケースで、模擬記者会見を体験していただき、緊急記者会見のコツやマスコミ対応についてアドバイスを受けました。

産経新聞編集局編集総務(元社会部長)の鈴木裕一氏 産経新聞編集局編集総務
(元社会部長)の鈴木裕一氏

第一部では、基調講演として産経新聞編集局編集総務(元社会部長)の鈴木裕一氏が「緊急記者会見をのりきるコツ」をテーマにお話をいただきました。鈴木氏からは、事件・事故が発生したさいは、いかに初期対応が大事であるかを強調。そして起きた事柄そのものよりも、その後、隠ぺいや改ざんなどが発覚した場合には、マスコミの報道がより厳しいものになると指摘しました。さらに、緊急記者会見を開く場合の10のポイントを紹介し、最近起きた事件・事故のなかで、とくに危機対応の悪かった企業について解説しました。
最後に、新聞記者とは、日ごろから付き合いのある経済記者だけではなく、社会部、科学部、文化部などの記者とも平時からコミュニケーションを築いておくことが財産になると述べました。

各チームに分かれてプレスリリースを作成
各チームに分かれてプレスリリースを作成
本番さながらの緊急記者会見
本番さながらの緊急記者会見
記者役講師から鋭い質問が飛ぶ
記者役講師から鋭い質問が飛ぶ
セミナー終了後の懇親会
セミナー終了後の懇親会

午後からは「工場火災」「データ改ざん」「社員不祥事」など想定した6ケースの不祥事について、チーム分けした参加者が会見用のプレスリリースと想定問答を作成。そのあと、チームごとに参加者が「社長」「担当役員」などの役割を演じ、模擬記者会見を行いました。シナリオは「大地震による火災事故」や「社員による不適切なツイッター書き込み」「サーバ攻撃を受けての顧客情報流出」といった2011年を象徴する出来事でした。記者役は、産経新聞論説委員(元社会部長)の別府育郎氏、編集局編集長(前社会部長)の近藤豊和氏、フジテレビ解説委員(前経済部長)の安倍宏行氏の3名でした。

模擬記者会見では、会見出席者の意思統一がされていなくて立ち往生したり、失言を記者から詰め寄られたりという、緊迫した模擬記者会見となりました。模擬記者会見終了後には、記者役の3人の講師から記者会見での注意点やプレスリリースに書き込む内容についてのアドバイスがありました。

セミナー終了後は、懇親会が行われました。参加者同士そして講師との活発な意見交換となりました。参加者からは「実際に記者を前に会見席に座ると緊張してしまい、思ったように発言できなかった」「今日のトレーニングは、社長をはじめ役員に受けてもらいたいと思った」との意見が聞かれました。懇親会での情報交換が盛り上がり、予定時間をオーバーしてセミナーは終了しました。

エフシージー総合研究所では、個別企業・団体を対象にメディアトレーニング(模擬記者会見)も行っています。詳しくは事務局までご連絡ください。

——以下、参考用に今回のセミナーの御案内を掲載しています——

フジサンケイグループの一員であるエフシージー総合研究所は10月5日(水)に、広報セミナー「実践 メディアトレーニング」を開催します。

企業や団体などで不祥事が発生した際、トップや現場責任者の記者会見での対応の良し悪し、マスコミへの対応次第で、本来の不祥事そのものよりも、傷を深めてしまうこともあります。

事故や不祥事は、前ぶれなしに発生しますが、対応は待ったなしです。その初期対応を無事に乗りきれるかどうかが勝負です。

このセミナーでは、基調講演で、緊急記者会見を開かなければならなくなった場合に備え、いかに乗り切りきるか—そのノウハウを新聞社の現役編集者が具体的にお話しします。

さらに、ご参加の皆さまに、具体的な事件や不祥事を想定して、緊急記者会見用の資料作成をはじめ、実際に記者会見する側で模擬記者会見を体験していただきます。ベテラン記者による、本番さながらの鋭い追及にどう対応するか、その厳しさを肌で感じることが貴重な経験になります。

より体験を実感していただくために、30人(先着順)限定で開催いたします。

企業の社会的責任に対する社会の目が年々厳しさを増しています。広報担当者の皆さまには、この機会にぜひ、「実践 メディアトレーニング」セミナーにご参加いただきますよう、ご案内申し上げます。

テーマ 緊急記者会見を失敗させないために
「実践 メディアトレーニング」
—危機管理を学習する—
日 時 2011年10月5日(水) 10:30〜18:30
会 場 日本記者クラブ 宴会場 map
千代田区内幸町2-2-1 日本プレスセンタービル9階

Tel.03-3503-2721(代表)
参加費 一般=38,000円
フジサンケイ広報フォーラム会員=33,000円
(昼食付き、各税込み)


お申し込みいただいた方全員に、単行本『記者会見にいちばん大切なことを記者が教えます』(エフシージー総研著)を1冊差し上げます

プログラム

10:30〜12:00 ・基調講演
「緊急記者会見をのりきるコツ」

【講 師】
 産経新聞編集局次長兼「SANKEI EXPRESS」編集長(元社会部長)
 鈴木 裕一 氏
12:00〜12:50 昼食(お弁当を用意しております)
12:50〜13:55 ・会見用 ニュースリリース作成
【テーマ】

▼工場火災 ▼顧客データ流出 ▼製品回収 ▼欠陥製品 ▼社員不祥事
 などを予定
※事前にトレーニング用の事件・事故の原稿をお送りします。
※当日は各グループでチームをつくり、模擬記者会見を受けていただきます。
16:00〜17:30 ・模擬記者会見と講評
【講 師】
 産経新聞 論説委員(元社会部長) 別府 育郎 氏
 産経新聞 編集局編集長兼社会部長 近藤 豊和 氏
 フジテレビ 報道局取材センター解説委員 安倍 宏行 氏
17:30〜18:30 講師を交えた立食形式の意見交換会

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広報セミナーとは

当研究所では、広報活動に関するさまざまなセミナーを開催しています。セミナーのテーマは、危機管理からニュースリリースづくりなど、幅広く展開。主なものに「事件と広報」「製品回収事件と広報」「インターネットのリスク管理」「新任広報マン夏期講座」「何がニュースになるか」「戦力としての広報ウーマン」「読まれる社内報づくり講座」などがあります。
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