情報調査部

大学広報セミナーレポート(開催レポート) 広報セミナーのご紹介

情報番組と報道番組の違い、新聞ができるまで

日時: 2011年5月26日(木)15:00〜17:00
会場: 日本記者クラブ 小会議室
講 師: フジテレビジョン 時澤 正氏
エフシージ総合研究所 小林 静雄

第1部 情報番組と報道番組の違い/新聞記者の特性と関係作り

フジテレビジョン経営企画局放送事業推進室デスク担当部長 時澤正 氏 フジテレビジョン 時澤 正氏

今回の勉強会では、フジテレビジョン経営企画局放送事業推進室デスク担当部長の時澤正氏と弊社常務取締役(元産経新聞編集局次長兼政治部長)の小林静雄の2名の講師による講義を行いました。

時澤氏には、情報番組の仕組みや番組へのアプローチ方法について解説いただきました。小林は新聞記者の気質や付き合い方などを中心に記事にしてもらうための秘けつを話しました。

まず、時澤氏は、テレビは見る人の感情に訴えるメディアで、テレビマンは視聴者のニーズを事細かに分析して、視聴者を釘付けにする番組作りを日夜研究していると説明。それゆえテレビマンは、喜怒哀楽のない映像や宣伝の匂いのする映像を放送することを嫌うと述べました。

これを踏まえ、情報系番組と報道系番組の違いと、情報系番組が放送されるまでのテレビマンの仕事の流れを具体的に紹介。そのうえで、テレビに取り上げもらうためには、テレビマンが「これはいける」と思うようなニュースリリースや企画書の書き方について、体験を踏まえた説明を行いました。最後に、大学は情報の宝庫でもあるので、広報担当者はふだんから学内の情報を収集し、それをリスト化してメディアに発信することが必要だと述べました。

エフシージー総合研究所常務取締役小林静雄(元産経新聞編集局次長兼政治部長) エフシージー総合研究所 常務取締役 小林静雄

時澤氏の講義に引き続き、新聞記者の特性と関係づくりについて、小林が解説しました。新聞記者は、普通の会社員とは違い、制約が少なく自分の裁量で仕事を進められるという特性がある。その半面、自分のやった仕事の良し悪しが客観的に見られるというきびしい面があると指摘。記者にも、要領よく仕事をする者と要領の悪い者がいるが、要領の悪い記者のほうが、結果として優れた記者に育つことが多く、そうした記者との関係を強化すると、自分の大学が記事に取り上げてもらえる機会が広がるのではないかと述べました。

ニュースリリースの書き方では、ひと目で「これは!」と飛びつくような見出しと、最初の3行ぐらいにエッセンスを集約すべきだと強調しました。さらに、記者の興味を引くには世の中のトレンドや時流に沿ったテーマであることが、ニュースとして取り上げられるコツであるなどと述べました。

第2部 参加者との意見交換会

第2部では、参加者と講師との間で(1)テレビ取材で注意すべき点、(2)どう書けば上手な文章になるか—などのテーマで意見交換が行われました。

この勉強会は、参加者(会員)の要望に沿ったテーマを設定し、隔月で開催します。次回の勉強会は、7月29日(金)午後3時から日本記者クラブで開催の予定です。テーマ・内容については決まり次第お知らせいたします。

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