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広報セミナー(開催レポート) 広報セミナーとは

広報実戦講座

不祥事会見をしのぐコツ

—現役編集長が教える体験談10か条—
日時: 2011年2月25日(金) 15:00〜17:00
会場: 日本記者クラブ・9F 大会議室

 2月25日(金)、東京・内幸町の日本記者クラブで、事件・事故が発生した際の記者会見の乗り切り方についてのセミナーを開催しました。「不祥事会見をしのぐコツ」と題した今回のセミナーでは、産経新聞編集局次長兼「SANKEI EXPRESS」編集長の鈴木裕一氏を講師にお迎えしました。

 まず、鈴木氏は自身が社会部記者時代に遭遇した事件・事故取材の状況について説明した。静岡支局では宿泊客が全員焼死するという名門旅館での火災事故に、東京社会部では官界・政界を揺るがす企業の未公開株による贈収賄事件などにそれぞれ遭遇。しかし、今のような記者会見は開かれなかったと語り、現在とは説明責任についての認識が違っていたと指摘しました。

 それを踏まえ、現在は不祥事を起こした側に積極的な情報開示と説明責任が求められる時代であり、記者会見はその要請に応えるものと強調。その会見の良し悪しが企業の浮沈を決めるほど重要になっていると述べました。

 では、その会見で何が必要なのか。それをまとめた「最重要事項10か条」を示し解説。10か条の中でも、鈴木氏が特に重要としたのは、会見の目的を明確にすること。「謝罪」「調査・原因の説明」「再発防止策」をセットで説明できなければ、出席した記者から「何のための会見か?」と詰問されるのは間違いないとアドバイス。このほかにも、最近の不祥事会見を例に挙げ、社会から許される会見と社会からバッシングを受けてしまう会見の違いについて、具体的に解説しました。講演終了後、参加者との質疑応答や名刺交換が行われ、会場は講師の鈴木氏や参加者同士での情報交換の場となりました。

 不祥事会見でのノウハウを伝授する今回のセミナーは、弊社が運営する会員制のフジサンケイ広報フォーラムが「記者会見に一番大切なことを記者が教えます」を上梓したことを記念して開きました。キャンセル待ちが出るほど前評判も高く、満席でした。このように、ご好評につき再び開く予定です。その切は、早めにお申し込みください。宜しくお願いします。

産経新聞編集局次長兼「SANKEI EXPRESS」編集長 鈴木 裕一氏
産経新聞編集局次長兼「SANKEI EXPRESS」
編集長 鈴木 裕一氏
満席の会場
満席の会場

——以下参考用にセミナーの御案内を全文掲載しています——

 産経新聞、フジテレビなどのフジサンケイグループの一員であるエフシージー総合研究所では、このたび、企業の事故や事件、不祥事が起きた時の記者会見を乗り切るためのコツを現役編集長から聞く実戦的広報セミナーを開きます。

 事件・事故あるいは不祥事が起きてしまったとき、メディアから「説明責任」として記者会見を求められます。そうした経験がない場合、「会見を開くべきかどうか」「誰が会見するのか」「会見場は?」「会見の開始時間は?」など迷うことが多いと思います。さらに、会見を開いても説明が不適切で、メディアの批判を浴び、かえって事態を悪化させてしまうこともあります。

 そこで今回は、産経新聞報道局次長兼SANKEI EXPRESS編集長の鈴木裕一氏(前産経新聞社会部長)を講師に、会見を開くかどうかのポイントや会見時の留意点、会見後のフォローアップ方法など幅広くアドバイスをしていただきます。

 鈴木氏は、社会部記者として数多くの事件・事故の取材を経験し、社会部長として事件取材の指揮をとるなど経験も豊富です。セミナーでは、講義のほか参加者からの質問にもお答えいただきます。

 この機会にぜひご参加くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

テーマ 広報実戦講座
「不祥事会見をしのぐコツ」
日 時 2011年2月25日(金) 15:00〜17:00
会 場 日本記者クラブ・9F 大会議室
千代田区内幸町2-2-1 日本プレスセンタービル9階
Tel.03-3503-2721(代表)
参加費 一般=20,000円
フジサンケイ広報フォーラム会員=15,000円
(各税込み)

プログラム

14:10〜15:10 不祥事会見をしのぐコツ—会見10か条
—会見前に準備しておくこと。会見で話すべきこと、話してはいけないこと。
【講 師】
産経新聞編集局次長兼SANKEI EXPRESS編集長 鈴木 裕一 氏
16:30〜17:00 質疑応答

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広報セミナーとは

当研究所では、広報活動に関するさまざまなセミナーを開催しています。セミナーのテーマは、危機管理からニュースリリースづくりなど、幅広く展開。主なものに「事件と広報」「製品回収事件と広報」「インターネットのリスク管理」「新任広報マン夏期講座」「何がニュースになるか」「戦力としての広報ウーマン」「読まれる社内報づくり講座」などがあります。
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