情報調査部

広報セミナー(開催レポート) 広報セミナーとは

病院危機管理セミナー

「実践 メディアトレーニング」

—マスコミ対応を学習する—
日時: 2011年2月16日(水) 10:30〜17:30
会場: 日本記者クラブ・9F 大会議室

 2月16日(水)、東京・内幸町の日本記者クラブで、医療機関の広報担当者を対象に不祥事への広報対応や日常の広報活動についてのセミナーを開催しました。「実践メディアトレーニング」と題した今回のセミナーでは、産経新聞の現役・OB記者とフジテレビジョンの解説委員など5人を講師に迎えました。 当日は、広報を担当する病院長、事務長などが参加。実際にあった事件・事故を基に模擬記者会見に臨み、記者役の講師から緊急時の会見対応についてアドバイスを受けました。

エフシージー総合研究所常務取締役 小林静雄
エフシージー総合研究所常務取締役
小林静雄

 第一部の講演は、弊社の常務取締役(元産経新聞編集局次長・政治部長)小林静雄より、効果的なプレスリリースの書き方についての説明が行われました。プレスリリースを書くに当たっては、目的を明確にし、わかりやすさを心がけるのが第一と説明。見出しとリード(前文)の3-4行だけで、内容が一目でわかるように、工夫することが大事と強調。記者がオヤッと思うものや社会的なトレンドと関連付けたテーマのリリースを配布すると記事になりやすいと解説いたしました。また、医療機関独自の専門用語はなるべく避け、わかりやすい解説と写真なども多用することを勧めました。さらに、日頃から担当記者との情報交換などで関係を強化しておくことが、ニュース掲載のための第一歩と述べ、講演を終了いたしました。

模擬記者会見での記者役の鋭い質問
模擬記者会見での記者役の鋭い質問

模擬記者会見でお詫びする参加者
模擬記者会見でお詫びする参加者

エフシージー総合研究所常務取締役 小林静雄
模擬記者会見での4人の講師からの
アドバイス

 第二部は、医療過誤、医師の犯罪など6つの不祥事についての模擬記者会見を行いました。参加者は6つのチームに別れ、担当する不祥事のシナリオに基づき、会見用のプレスリリースと想定問答を作成。本番と同じ形式で、現役の記者を相手に模擬記者会見に臨みました。記者役を務めたのは、産経新聞論説委員の別府育郎氏、産経新聞編集局次長兼SANKEI EXPRESS編集長の鈴木裕一氏、産経新聞編集局社会部長の近藤豊和氏、フジテレビジョン解説委員の安倍宏行氏の4名の方々です。

模擬記者会見では、会見用のリリースの内容と会見での発言が食い違っていたり、記者からの質問に、発言者によって回答がまちまちになったりなど、本番でも起こりえるハプニングが続出し、緊迫感のあるものとなりました。
 模擬記者会見終了後には、記者役を務めた4人の講師から、個別具体的に会見での注意点やプレスリリースの内容についてのポイント・アドバイスがありました。参加者からは、会見を開くタイミングや関係者の氏名公表についての質問などが相次ぎ、予定の時間をオーバーし、セミナーを終了いたしました。

 エフシージー総合研究所では、広く一般の企業・団体を対象にした、こうしたメディアトレーニングのセミナーを定期的に開催しています。また、個別にメディアトレーニングの講師派遣も行っています。詳しくは、事務局までご連絡ください。

——以下参考用に2月のセミナーの御案内を全文掲載しています——

 フジサンケイグループの一員であるエフシージー総合研究所は、医療機関の従事者を対象とした病院危機管理セミナー「実践メディアトレーニング」を開催いたします。

 突発的な事件や事故、不祥事が起きたとき、病院は記者会見を求められます。その際、マスコミに対して、配布する「プレスリリースが分かりづらい、もしくは必要事項が記入されていない」などと指摘されるケースが多く見受けられます。その場合、会見場で記者から矢継ぎ早に質問され、記者会見が長引いてしまったり、会見が荒れたりして、事態の深刻化につながることもあります。いわゆる「第二の事故」も引き起こしかねません。

 そこで、本セミナーでは、まず病院が発行するプレスリリースについて、元記者(編集局次長)が書き方とそのコツを伝授します。
 そして、午後からは、想定される事件や事故、不祥事に対し、実際の記者会見さながらの模擬会見を経験していただきます。講師には、新聞・テレビ両メディアから現場責任者を迎え、マスコミ対応のノウハウについて実践的アドバイスを受けていただきます。

 病院のブランドを高めるためにも、良いニュースも含めた情報発信のノウハウを実践で学んでいただきたいと思います。
 危機管理の一環として、病院経営者、広報担当者、事務局責任者の皆さまには、この機会にぜひ、メディアトレーニングにご参加いただきますよう、ご案内申し上げます。

テーマ 病院危機管理セミナー
「実践 メディアトレーニング」
—マスコミ対応を学習する—
日 時 2011年2月16日(水) 10:30〜17:30
会 場 日本記者クラブ・9F 大会議室
千代田区内幸町2-2-1 日本プレスセンタービル9階
Tel.03-3503-2721(代表)
参加費 一般=36,000円
フジサンケイ広報フォーラム会員=31,000円
(昼食付き、各税込み)

プログラム

10:30 開会挨拶
10:40〜12:10 実習と講義
プレスリリースの書き方を記者が教えます
  • 事務局が用意する良いニュースと事故や不祥事が発生した場合の緊急記者会見用の2つの題材のプレスリリースを参加者全員に作成していただきます。
  • 作成していただいたプレスリリースは、講師が模範例を示すと同時に、添削してお返しします。
【講 師】
 エフシージー総合研究所 常務取締役小林 静雄
12:10〜12:50 昼 食(お弁当を用意しております)
12:50〜13:45 会見用 ニュースリリース作成
▼院内感染  ▼薬品管理ミス  ▼がん誤診
▼不要手術で患者死亡  ▼医師の不祥事
などをテーマに、チームをつくり、会見用資料を作成していただきます
13:45〜17:25 模擬記者会見と講評
【講 師】
 産経新聞 編集局編集委員兼論説委員 別府 育郎氏
 産経新聞編集局次長兼「SANKEI EXPRESS」編集長 鈴木 裕一氏
 産経新聞 編集局社会部長 近藤 豊和氏
 フジテレビ解説委員 安倍 宏行氏
17:30 閉 会

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広報セミナーとは

当研究所では、広報活動に関するさまざまなセミナーを開催しています。セミナーのテーマは、危機管理からニュースリリースづくりなど、幅広く展開。主なものに「事件と広報」「製品回収事件と広報」「インターネットのリスク管理」「新任広報マン夏期講座」「何がニュースになるか」「戦力としての広報ウーマン」「読まれる社内報づくり講座」などがあります。
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