情報調査部

広報セミナー(開催レポート) 広報セミナーとは

事故・不祥事は 初期対応が勝負です!

実践 メディアトレーニング

—危機管理を学習する—
日時: 2010年10月5日(火) 11:00〜18:30
会場: 日本記者クラブ・10F Aホール

 エフシージー総合研究所は10月5日(火)、日本記者クラブ(千代田区内幸町)で、広報セミナー「実践 メディアトレーニング −危機管理を学習する」を開催しました。企業、自治体、大学の広報担当者約40人の参加をいただきました。

 まず、エフシージー総合研究所の常務・小林静雄が「緊急時の記者会見を成功させるポイント」をテーマに基調講演を行いました。小林は、謝罪会見を開く前にどのような心構えで、何をやるべきか、そして誰に対しての謝罪会見かを説明した後、謝罪会見で広報のやるべき仕事のポイントなどをアドバイスしました。

基調講演のもよう
基調講演のもよう
エフシージー総研 常務・小林静雄
エフシージー総研 常務・小林静雄

 ついで午後からは、産経新聞社編集局の近藤豊和社会部長やフジテレビ報道局の安倍宏行解説委員ら5人が記者役となって、メディアトレーニング(模擬記者会見)を実施しました。

 参加者は7チームに分かれ、それぞれ別々の想定事件・事故(「工場火災」「顧客情報紛失」「社員不祥事」「製品回収」「工場内での無差別殺傷事件など」)に基づくプレスリリースを作成。それに基づく模擬記者会見では、記者役が「消費者のことを考えて、もっと早く欠陥商品を回収すべきだったのではないか」とか「1人に管理させていることに問題があったのではないか」などと、実際さながらの厳しい質問で追及。想定社長役になった参加者は、必死に、言ってはいけないことを口に出さないよう、心がけながら答えていました。

 最後に記者役5人が1人ずつ7チームの対応について講評。「何のために、誰のために記者会見を開くのかを明確にしておくこと」などの重要なポイントを続々と指摘しました。

 参加者からは、「なかなかできない体験でした。この経験を会社に持ち帰り、自社の危機管理研修として、検討したい」「記者の鋭い引っ掛け質問に、つい、言ってはいけない発言をしてしまった。プレスリリースとQ&Aに何を盛り込むか、内容の重要性を感じた」「自社のトップや役員、全国の工場責任者へのトレーニングの必要性を感じた」といった声が聞かれました。

講評、質問コーナーでメディアの対応について質問をする参加者
講評、質問コーナーでメディアの対応について
質問をする参加者
記者役の講師(産経新聞社とフジテレビの現役編集・報道幹部)が鋭く質
記者役の講師(産経新聞社とフジテレビの
現役編集・報道幹部)が鋭く質

——以下参考用にセミナーの御案内を全文掲載しています——

 フジサンケイグループの一員であるエフシージー総合研究所は10月5日に、広報セミナー「実践 メディアトレーニング」を開催します。
 企業や団体などで不祥事が発生した際、トップや現場責任者の記者会見での対応の良し悪し、マスコミへの対応次第で、本来の不祥事そのものよりも、傷を深めてしまうことにもなりかねません。
 事故や不祥事は、前ぶれなしに発生しますが、対応は待ったなしです。その初期対応を無事に乗りきれるかどうかが勝負です。
 このセミナーでは、基調講演で、事件や事故、不祥事の緊急記者会見を、いかに乗り切りきるか—そのノウハウを元新聞記者の講師がお話しいたします。
 さらに、ご参加の皆さまに、具体的な事件や不祥事を想定して、緊急記者会見用の資料作成をはじめ、実際に記者会見する立場で模擬記者会見を体験していただきます。ベテラン記者による、本番さながらの鋭い追及にどう対応するか、その厳しさを肌で感じることが貴重な体験になります。

 企業の社会的責任に対する社会の目がより厳しさを増しています。広報担当者の皆さまには、この機会にぜひ、「実践 メディアトレーニング」セミナーにご参加いただきますよう、ご案内申し上げます。

テーマ 「実践 メディアトレーニング」
—危機管理を学習する—
日 時 2010年10月5日(火) 11:00〜18:30
会 場 日本記者クラブ10F Aホール
千代田区内幸町2-2-1 日本プレスセンタービル10階
Tel.03-3503-2721(代表)
参加費 一般=35,000円
フジサンケイ広報フォーラム会員=30,000円
(昼食付き、各税込み)

プログラム

11:00〜12:00 基調講演
「緊急時の記者会見を成功させるポイント」
【講 師】
エフシージー総合研究所 常務取締役
(元産経新聞デジタルメディア局長/政治部長/文化部長)小林 静雄
12:00〜12:50 昼 食(お弁当を用意しております)
12:50〜13:55 会見用ニュースリリース作成
【テーマ】

▼工場火災  ▼顧客データ流出  ▼製品回収
▼欠陥製品  ▼社員不祥事  などを予定
※ 各グループでチームをつくり、トレーニングを受けていただきます
14:00〜17:30 模擬記者会見と講評
【講 師】
 産経新聞論説委員(元社会部長)

 産経新聞「SANKEI EXPRESS」編集長(元社会部長) 鈴木 裕一氏

 産経新聞編集局社会部長 近藤 豊和氏

 フジテレビ 解説委員 安倍 宏行氏

 エフシージー総合研究所情報調査部長 水上 創
(元産経新聞編集委員) 別府 育郎氏
17:30〜18:30 講師を交えた立食形式の意見交換会

お申込み受付中のセミナー

広報セミナーとは

当研究所では、広報活動に関するさまざまなセミナーを開催しています。セミナーのテーマは、危機管理からニュースリリースづくりなど、幅広く展開。主なものに「事件と広報」「製品回収事件と広報」「インターネットのリスク管理」「新任広報マン夏期講座」「何がニュースになるか」「戦力としての広報ウーマン」「読まれる社内報づくり講座」などがあります。
情報調査部の業務案内はこちら