情報調査部

フジサンケイ広報フォーラム

広報セミナー(開催レポート)

新宿中村屋ビル見学会

日 時: 2015年11月26日(木)16:00〜18:00
会 場: 新宿中村屋ビル
講 師: 中村屋執行役員CSR推進部門統括部長 大野正美氏

フジサンケイ広報フォーラム11月・月例会は、株式会社中村屋様のご協力により、新宿区にある同社ビル内の「中村屋サロン美術館」の見学会、同社の歴史を中心にした勉強会と会員懇親会を開催しました。 勉強会では中村屋執行役員CSR推進部門統括部長の大野正美氏にご講演いただきました。

講演要旨


クリームパンの元祖である中村屋は、相馬愛蔵・黒光夫妻が明治34(1901)年に東京・本郷にパン屋として創業した。明治42(1909)年には新宿の現在地に移転し、和菓子や洋菓子の製造・販売、喫茶部(レストラン)の開設など、時代とともに業容を広げてきました。ちなみに「中村屋」とは、本郷で買い取ったパン屋の名前をそのまま引き継いだものです。

パン屋を開いた理由は、当時ハイカラだったパンに将来性を見出したこと。敬虔なクリスチャンであり、商売に素人である相馬愛蔵が近代になって始まった商売に着目したことによるものです。

中村屋が喫茶部(レストラン)をスタートさせたのは、1927(昭和2)年。そこでは、中村屋の代名詞ともなるインドカリーやボルシチなどが提供されました。

インドカリー提供の裏には、小説のような物語があります。インドの革命家で日本に亡命し、のちに中村屋の娘婿となるラス・ ビハリ・ボースを相馬愛蔵・黒光夫妻がかくまったことから始まったからです。

創業者の相馬愛蔵・黒光夫妻は芸術・文化への造詣も深く、明治末から昭和初期にかけて中村屋には多くの芸術家・文化人が集まりました。その様子は後に「中村屋サロン」と称され、日本近代美術史にその名を刻んでいます。

彫刻家の荻原守衛(碌山)、高村光太郎、画家の中村彝など、日本の芸術の発展に多大な影響を与えた作家たちが中村屋に集い、数多くの素晴らしい作品を残しました。文化や芸術への支援も含め、中村屋では「食」「地域」「メセナ活動」を通じての社会貢献に取り組んでおります。

テーマ/講師
  • 新宿中村屋ビル見学会
  • 中村屋執行役員CSR推進部門統括部長 大野正美氏
日 時 2015年11月26日(木)
16:00〜18:00(講演会・見学会・懇親会)
会 場 新宿中村屋ビル

月例会とは

会員制情報サービス組織「フジサンケイ広報フォーラム」が毎月開催する「勉強会」です。広報担当者にすぐに役立つ情報提供を目的にしたものです。勉強会のテーマは、事件・事故、特殊ジャーナリズム、内部告発などへの対応といった危機管理やIRなど。時には企業見学会なども実施します。
月例会には、会員各社から何名でもご参加いただけます。また、テーマによっては関連部門(宣伝部や法務部など)の方のご参加も可能です。
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