情報調査部

フジサンケイ広報フォーラム

広報セミナー(開催レポート)

ベテラン広報マンによる
パネルディスカッション

日 時: 2015年2月25日(水)15:00〜17:00
会 場: 日本記者クラブ・宴会場
講 師: 西山隆一郎西武ホールディングス広報部長/濱口貞行日産自動車国内企業・商品広報部長

フジサンケイ広報フォーラム2月の月例会は、2014年「企業広報賞」企業広報功労・奨励賞受賞者によるパネルディスカッションを行いました。西山隆一郎西武ホールディングス取締役上席執行役員広報部長と濱口貞行日産自動車国内企業・商品広報部長に広報への取り組みなどについてお話しいただきました。

講演要旨


■広報の行動指針を明示 西山隆一郎西武ホールディングス広報部長

西山隆一郎西武ホールディングス広報部長西山隆一郎西武ホールディングス広報部長

西武ホールディンス(HD)には、私を含め9名のスタッフが広報部に在籍しています。マスコミ対応については、主に私ともう1名の管理職と担当2名が当たっています。各事業会社にも広報担当がいますが、西武鉄道等、一部を除いて広報の専任担当者はいない場合がほとんどで、他の業務との兼任者が多い。こうした担当者との情報共有や担当者のスキル向上などが大変重要なものとなっています。毎月1回HDが事業会社の広報担当を集めた勉強会を開催し、そうした課題の解決を図っています。

広報の責任者に就任し、スタッフに対して4つの行動指針を明示しました。①取材する側を区別することなく、無用な敵を作らないという、公平性の原則。②「社内常識」、「社内論理」にとらわれず、外からの目・一般常識人として社を見渡す、社会一体化の原則。③目先のことにとらわれず、真に社会のためひいては会社のためになるものの見方を養う、大局観の原則。④仲間を大切に、自分を大切にという4原則です。迷ったときに、この4原則を適用して判断し、適切な対応ができると信じています。

■広報に必要な客観性と情熱(濱口貞行日産自動車国内企業・商品広報部長)

濱口貞行日産自動車国内企業・商品広報部長濱口貞行日産自動車国内企業・商品広報部長

マスメディアを通じたコミュニケーションのほかに、自社から顧客にダイレクトにメッセージを伝える方策も模索しています。その一つが、横浜本社内にスタジオを作り、専門の映像スタッフがインターネットなどを通じて情報発信をするというものです。記者会見なども、記者クラブにはリリースの配信は行っていますが、会場は原則として横浜本社内で開催しています。会見は、ネットで同時配信し、海外など遠隔地の記者も電話による会見参加ができるようにしています。 広報で必要なのは、客観性と相手とのコミュニケーションにかける情熱だと思います。細かい記事内容にこだわらず、大局観を持つことが大事。広報担当といえども、当該社員であり、自社に都合の良い考え方をしがちですが、常に冷静で、客観的な立ち位置で自社の行動を見るべきです。それが会社を守ることにつながる。記者とはホンネをぶつけるべき。仲良くなっても一定の距離感、緊張感は必要です。そうすることで結果的にお互いが長くいい関係を保つことができWIN-WINとなれると思います。

テーマ/講師
  • ベテラン広報マンによるパネルディスカッション
  • 西山隆一郎西武ホールディングス広報部長
    濱口貞行日産自動車国内企業・商品広報部長
日 時 2015年2月25日(水)
15:00〜17:00(講演)
会 場 日本記者クラブ 宴会場 map
(千代田区内幸町2-2-1 日本プレスセンタービル9F)
Tel.03−3503−2721

月例会とは

会員制情報サービス組織「フジサンケイ広報フォーラム」が毎月開催する「勉強会」です。広報担当者にすぐに役立つ情報提供を目的にしたものです。勉強会のテーマは、事件・事故、特殊ジャーナリズム、内部告発などへの対応といった危機管理やIRなど。時には企業見学会なども実施します。
月例会には、会員各社から何名でもご参加いただけます。また、テーマによっては関連部門(宣伝部や法務部など)の方のご参加も可能です。
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