情報調査部

フジサンケイ広報フォーラム

広報セミナー(開催レポート)

経済記者が好むネタとニュースの配信方法

産経各紙の紙面紹介と記事化のための裏技
日 時: 2013年6月12日(水)15:00〜17:00
会 場: 日本記者クラブ 9F−宴会場
講 師: 産経新聞経済本部長 関根秀行 氏

フジサンケイ広報フォーラム6月の月例会は産経新聞経済本部長の関根秀行(せきね・ひでゆき)氏を講師に迎え、「産経新聞グループの経済報道」と題して、経済報道の取材体制と記者に好まれるプレスリリースの書き方などについてお話いただきました。

講演要旨

関根秀行氏 関根秀行氏

産経新聞は、今年で創刊80年を迎えます。産経の前身は、日本工業新聞(日本工)です。同じ母体である産経と産業経済紙である日本工業新聞は、それぞれで経済ニュースをカバーしていたわけです。2004年に日本工の編集局と産経新聞経済部は統合し、日本工は総合経済紙「フジサンケイビジネスアイ」(FBi)として再スタートした。これに伴い、産経経済部は経済本部に衣替えし、産経本紙の経済部記者とFBiの記者はどちらもこの本部に所属することになりました。ですから、経済本部の記者が書いた記事は、産経本紙、FBiに両紙に掲載されることもあるわけです。記事は、紙だけではなく産経のウェブサイトにも掲載されます。産経は、他紙に比べ早くからインターネットへのアプローチを行っていました。マイクロソフト社との提携によるMSN産経は、新聞社によるニュース配信の先鞭をつけるもので、現在のように各紙がネットへの積極的なアプローチするきっかけとなったと思います。ネットへのニュース配信では、産経のニュースがYAHOOへ転載されることを意識しています。そのため、いち早くニュースを配信することを心がけている。YAHOOページ内で、目立つ場所を最初に確保できれば、より多くのユーザーを自社ニュースサイトに引っ張ることが可能だからです。昔から2月、8月は、ニュースの少ない時期なので、こういうときにニュース発信をしてくれると記者側も助かります。また、記者との関係を強化し、記事を載せるための方策をいつでも聞ける関係を保っておくのも大事だと思います。

最後に、記者が注目するネタとプレスリリースのコツについてお話します。記者は、社会にとってどの程度影響があるかというマクロの視点から記事にします。したがって、異業種間の提携や業界全体のトレンドと絡めたネタは記事にしやすいのです。また、開発の裏話など人物にフューチャーしたものも、読み物として珍重されます。プレスリリースの基本は簡潔であること。ですます調で一文は短く、全体でもA4判1−2枚程度で収めること。タイトルはそのまま記事のタイトルになるような一文を工夫されるといいでしょう。5W1Hに加えて、価格、販売目標、将来の構想、目標達成までの期間などの情報もあると記者は助かります。ニュースリリースは記者へのラブレターと思ってお書きいただければと思います。

——以下、参考用に今回の月例会の御案内を掲載しています——

「フジサンケイ広報フォーラム」の6月・月例会は、3月から産経新聞経済本部長に就任した関根秀行氏を講師に、「産経新聞グループの経済報道」をテーマにお話いただきます。

産経新聞では、産経新聞とフジサンケイビジネスアイのほかに、インターネットのニュースサイト「SankeiBiz(サンケイビズ)」を運営するなど、新聞、ネットそれぞれの読者を意識したニュースを発信しています。このような産経ならではの多メディア媒体を効果的に活用するためには、広報担当者はどう情報発信すべきか—経済記者へのアプローチについてアドバイスいただきます。

関根本部長には、産経新聞経済部本部とフジサンケイビジネスアイの編集体制と取材活動についてお話しいただきくとともに、「よい文章の書き方(7つの法則)」についてもご披露いただきます。

日頃、ニュースリリースを担当している方にも声をおかけいただき、ご参加くださいますようご案内申し上げます。

テーマ/講師
  • 『産経新聞グループの経済報道』
  • 産経新聞経済本部長 関根秀行氏
日 時 2013年6月12日(水)15:00〜17:00
会 場 日本記者クラブ 宴会場 map
(千代田区内幸町2-2-1 日本プレスセンタービル9F)
Tel.03−3503−2721

月例会とは

会員制情報サービス組織「フジサンケイ広報フォーラム」が毎月開催する「勉強会」です。広報担当者にすぐに役立つ情報提供を目的にしたものです。勉強会のテーマは、事件・事故、特殊ジャーナリズム、内部告発などへの対応といった危機管理やIRなど。時には企業見学会なども実施します。
月例会には、会員各社から何名でもご参加いただけます。また、テーマによっては関連部門(宣伝部や法務部など)の方のご参加も可能です。
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