研究レポート

ゴミの本当の正体を知るセミナー
&ハウスダスト実態調査
ダイソン株式会社と連携して、一般モニターを使ったハウスダストの実態調査を行います。
ハウスダストの実態調査を行います
近年における都市部の住宅の多くは高断熱高機密住宅になり、住居内の年間の寒暖差を縮めることに成功し、居住者の快適性が高まったようです。その一方で、それまで問題視されていなかった、5mmに満たない小昆虫類や室内塵性ダニ類にも快適な生活環境を提供したと言えましょう。
これを反映するように、室内生息型の昆虫やダニが引き起こす刺咬害、不快感、アレルギーが問題視されはじめ、室内環境におけるアレルゲンの上位が「ダニ、カビ、ハウスダスト」であることが一般にも知られるようになりました。
そこで、ダイソン株式会社と連携して、一般モニターにダイソンのハンディ掃除機と、キャニスター掃除機にてゴミを採取してもらい、そのハウスダストの実態調査を行うことにいたしました。モニターは一般募集を行い、2月24日(月)にダイソンセミナールームにて「住宅をはじめとする室内環境に生息するダニ、昆虫類、カビの関連性について」のセミナーと説明会を行い、後日掃除機のテストを行っていただき、そのハウスダストの調査をIPM研究室にて行います。
調査結果は、追ってデータとしてまとめ、プレスリリース等を通じてメディアに配信する予定です。
(2014.02.14 IPM研究室)
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