エフシージー総合研究所・フジテレビ商品研究所

2010年研究発表

第62回日本衛生動物学会大会

日時と場所: 2010年4月2日〜4日 鹿児島大学 多島圏研究センター
発表演題と発表者: タバコシバンムシに付着させた Aspergillus ochraceus のオクラトキシンA産生
Ochratoxin A production of Aspergillus ochraceus adhering to Lasioderma serricorne.
橋本 一浩1),浅野 勝佳2),陰地 義樹2),川上 裕司1)
1)(株)エフシージー総合研究所 IPM研究室
2)奈良県保健環境研究センター

要旨

演者らは,タバコシバンムシから分離された Aspergillus ochraceus が高いカビ毒産生能を有することを報告し(川上ら,2002,2004,2008など),昨年度の大会では,タバコシバンムシと真菌の関係を調べることを目的として, A. ochraceus 胞子をタバコシバンムシに人為的に付着させる実験を行った。これらを踏まえ以下のような実験を行った。

タバコシバンムシはJT中央研究所系統の個体群を用い,A. ochraceus はオクラトキシンA産生量の低い株から高い株まで,異なる複数の株を用いた。タバコシバンムシに A. ochraceus を付着させ,2週間飼育した後,虫体をリン酸緩衝生理食塩水で洗浄して,洗浄液をPDA培他に塗抹・培養した。分離された株を釣菌し,米麦粒に接種・培養後,酢酸エチルで抽出。LC/MS/MSを用いてオクラトキシンAを分析した。さらに同じ条件で,3週間飼育した虫に関してもオクラトキシンAを分析した。

以上の実験から,オクラトキシンA産生量に変化が見られたので報告する。

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