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明治安田生命保険
ケガの治療費を保証「明治安田のケガほけん」

2021.03.22

最新記事実額給付タイプでニーズ変化対応

 春の陽気に誘われて、コロナ禍の運動不足解消にランニングやサイクリングなどを始める人も多いのではないか。有酸素運動はメンタルヘルスの面でも有効だが、負荷のかけ過ぎには気をつけたいもの。今回の「これは優れモノ」は、日常での思いがけないケガをカバーする保険を取材した。

ケガほけん

イメージ変える商品

 「生保のイメージを変える戦略的な商品です」と話すのは生保マンとして30年以上のキャリアを持つ、明治安田生命保険商品部長の本庄由紀夫さん(55)。同社では、今年1月から日常生活でのケガに特化した「明治安田のケガほけん」を販売している。
 一口に保険といっても扱う商品内容やリスクの違いから、日本では生命保険業と損害保険業とに区分けされている。生命保険は文字通り人の生死に関して支払われる養老保険や死亡保険で、保険業法では第一分野保険に分類されている。損害保険は火災保険や自動車保険など偶発的な事故に対して保障するもので第二分野保険に該当する。
 それに対して、ケガはそのどちらにも当てはまらない医療保険や傷害保険などの第三分野に属している。以前は、こうした分野の保険は日本の大手生保や損保では取り扱いが禁止されていた。1996年以降の規制緩和で、徐々に生命保険業と損害保険業との垣根がなくなるともに、ケガの保障など第三分野の保険についても双方の業態が参入できるようになった。
 「明治安田のケガほけん」は傷害保険の一種で、日常生活やスポーツ・レジャー中のケガの治療費を保障する商品。傷害保険は偶発的な事故に備えるという意味合いから、主に損害保険会社による取り扱いが多い。
 生保である同社が、あえて傷害保険をリリースしたのは、保険に対するニーズの変化にあると本庄さんは説明する。
 同社が20~70代の男女1200人に行った調査によると、約2人に1人がケガで通院した経験があり、9割以上の人がケガへの不安や治療費を備えておく必要を感じていることが分かった。

分かりやすさ好評

 本商品の発売と同時に今年1月から認知症への進行予防をサポートする「いまから認知症保険」を販売している。認知症は徐々に進むもので、ある程度の進行予防や早期発見が可能だ。本商品はこうした進行予防や早期発見に加え、発症後の生活をサポートすることをコンセプトにしている。人生100年時代にあって、当事者や家族がイキイキと元気に暮らせるための保険と自信を持っている。一般的な医療保険や傷害保険は、加入者があらかじめ保障額を決める。入院した場合、1日当たりいくら支払われるといったプランに基づき、選択するといった仕組みだ。この場合、実際にかかった費用にかかわりなく、入院日数に応じた保障額が支払われることになる。
 「最近は医療技術の進歩で入院日数が短くなる傾向にあります」と本庄さんは、被保険者が入院給付日額ではなく、治療費などの実際にかかる自己負担額の保障を求める傾向にあると話す。
 「明治安田のケガほけん」は入院の治療費の自己負担分を実額給付タイプで保障するほか、骨折、関節脱臼、腱の断裂など5つのケガに対して、入院の有無にかかわらず一時金を支払う傷害保険。
 「この保険の分かりやすさが受けて、販売は好調です」と本庄さんはにこやかに語った。

interview 明治安田生命保険
商品部長  本庄 由紀夫 氏

「自分のため」の備え 共働き増で注目

生保初の商品だ

 医療保険などでは、入院日数に応じて保険金を支払うというのが一般的だ。今回の商品では、公的医療保険制度と連動した実額給付タイプとした。このタイプの傷害保険は生保では初めてのものだ。不慮の事故によるケガの治療費などについて加入者が病院の窓口で実際に支払う金額を保障する。入院しなくとも、5つのケガに対して一時金を支払うほか、特約を付けることで入院を伴わない手術や退院後の通院治療を受けた場合も保障する。加入対象は16~80歳までで、月額の保険料は性別や年齢、特約内容にもよるが、800~3600円程度と手軽なものにしている。

生命保険のニーズも変化している

 死亡保障といった遺された家族のための保険よりも、入院や傷害治療など、いわば自分のための保険のニーズが高まっている。これは、家族構成の変化や共働き家庭の増加が一つの要因とみている。「明治安田のケガほけん」もそうしたニーズの変化を踏まえたものだ。保険は、万が一に備えるものだが、弊社では一歩進めて、「お客さまごとの健康に関する情報・アドバイスの提供」、「健康増進につながるイベント等のご案内」、「健康診断結果に応じて保険料を還元する商品の販売」等を通じてお客さまの健康づくりに寄り添い、継続的に応援していく「みんなの健活プロジェクト」に注力している。

好反響とのことだが

 レジャーやスポーツ、日常でのちょっとしたケガでも高額な自己負担をするケースや、高齢者の場合は重症化への不安を抱える人が多いのではないか。今年1月から販売を開始したが、コロナ禍にもかかわらず、2月末現在でわれわれの年間予想の半分を達成するほどの契約をいただいている。

この他のニーズに対応した商品は

 本商品の発売と同時に今年1月から認知症への進行予防をサポートする「いまから認知症保険」を販売している。認知症は徐々に進むもので、ある程度の進行予防や早期発見が可能だ。本商品はこうした進行予防や早期発見に加え、発症後の生活をサポートすることをコンセプトにしている。人生100年時代にあって、当事者や家族がイキイキと元気に暮らせるための保険と自信を持っている。

フジサンケイ ビジネスアイ掲載記事・これは優れモノ